2026年3月Googleコアアップデート発表|異例の"発表前変動"と今後の注目ポイント
Googleは、2026年3月27日、2026年最初となるコアアップデート(March 2026 core update)の展開開始を公式に発表しました。
ロールアウトの完了には最長2週間程度かかるとされており、完了次第、Google検索セントラルのアップデート履歴ページに反映されます。
ただし、今回のアップデートには特筆すべき点があります。公式発表より前から、すでに検索結果に大きな変動が生じていたという、異例の経緯です。
発表前から続いていた”異例の大変動”
3月に入ってから、コアアップデートの発表がないにもかかわらず、検索順位の変動が毎日のように観測されていました。
ウォーターサーバーや医療脱毛など、SEO激戦区として知られる領域では特に顕著で、複数のドメインで獲得キーワード数が大きく増減するという動きが連日確認されていました。
一方、3月19日頃を境に、日本の検索結果では変動がいったん落ち着きを見せます。その後、3月27日のコアアップデート公式発表とともに、再び変動が動き出すという流れをたどっています。
・3月上旬〜中旬:コアアップデート発表なしで大規模な変動が連日発生
・3月19日頃:日本の検索結果で変動がいったん落ち着く
・3月27日:Googleがコアアップデートの開始を公式発表
・発表直後:転職・暗号資産など複数領域で再び変動が始まる
なお、クレジットカードや税務・法律相談など、もともと強いドメインが上位を占める領域では、変動の影響が相対的に小さかったことも確認されています。
今回のアップデートで注目すべき3つのポイント
ロールアウト完了に向けて、以下の点を中心に動向を注視していく必要があります。
① 3月の変動はこれで収束するか
最大の注目点は、ロールアウト完了後に3月の大変動が落ち着くかどうかです。
もし完了と同時に変動が収まれば、公式発表前の変動はコアアップデートの事前調整だった可能性が浮かび上がります。逆に完了後も変動が続くようであれば、別の要因も絡んでいることになります。
② 生成AIコンテンツへの評価がアルゴリズムに組み込まれるか
近年、Googleは生成AIで作られた低品質なページへの手動対応(マニュアルアクション)を強化しています。
今回のコアアップデートで、AI生成コンテンツへの評価基準がアルゴリズム自体に組み込まれるかどうかは大きな注目点です。該当するコンテンツを多数抱えるサイトは、特に注意が必要です。
③ E-E-A-Tなど従来の評価基準のウエイトが変わるか
ここ最近、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)やユーザー行動に基づく評価の重みが変化しているのではないかと指摘する声も出てきています。
今回のアップデート完了後に、既存の評価基準が強化されるのか、それとも新たな基準が加わるのか、コアアップデートの影響を見極める上で重要なポイントになります。
今できる対応
ロールアウト中は、施策の効果検証が難しい時期です。まずは静観しつつ、以下の基本対応を確認しておきましょう。
■ 影響が出たページがあれば、コンテンツの品質・E-E-A-T・検索意図との整合性を見直す
■ ロールアウト完了(4月上旬目安)まで大規模な施策変更は控える
コアアップデートへの対応の基本は、短期的なアルゴリズム対策ではなく、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを継続的に整えることです。
ロールアウト完了後、影響の全体像が見えてきた段階で、本記事にも追記・更新を行う予定です。
まとめ
- 今回のアップデートのポイント
- ■ 2026年3月27日、Googleが2026年初のコアアップデート開始を発表
■ 発表前の3月から、すでに検索結果に異例の大変動が続いていた
■ 3月19日頃に変動が落ち着き、発表とともに再び動き出す異例の経緯
■ 注目点は「変動の収束」「AI生成コンテンツ評価」「E-E-A-Tのウエイト変化」の3点
■ ロールアウト完了は4月上旬目安。完了まで大規模施策変更は静観が基本
今後の動向については、引き続きSEO研究室でお伝えしていきます。