最短でインデックス登録する方法(後編)
インデックスに関するGoogleの方針
Google公式サイトの「URL検査ツール」の箇所にGoogleのインデックスに関する方針がはっきりと書かれています。
→法を犯す内容が書かれているページはインデックスされない。
2.ページが、インデックスに登録された別のページと重複していないこと。
固有のページであるか、同様のページセットの正規バージョンとして選択されている必要があります。
→他ページと内容が似ている場合はインデックスされない。カノニカルタグを使用し、どちらのページが正規バージョンなのかを申告する必要がある。
3.インデックス登録されるには、ページ品質が十分に高くなければいけない。
→Googleが、品質が低いと評価したページはインデックスされない。
参考ページ:https://support.google.com/webmasters/answer/9012289
(サーチコンソールヘルプ URL検査ツール)
カノニカルタグの使用方法
重複コンテンツのペナルティーを避けるために、カノニカルタグを使用しましょう。
サイト内に文字コンテンツの内容が重複しているページが複数ある場合は、Googleに無視して欲しいページに以下のタグを入れることで評価対象から除外してもらうことが出来ます。
- 例
- Googleに評価してほしいオリジナルページ
https://seo-lab/hyoukashite/Googleに無視してほしい重複ページ
https://seo-lab/mushishite/
上記の場合、無視して欲しいページのヘッダー内に
<link rel =”canonical” href=”https://seo-lab/hyoukashite/” />
</head>
canonicalタグを入れるだけで、重複コンテンツのペナルティーを避けることが出来ます。
重複コンテンツは再検索しないと見れない
Googleは既に、重複コンテンツが多いページや、品質に問題があるページをデフォルトの検索結果ページに表示しなくなっており、再検索をしないと見れないケースが増えてきています。
独自性の低いコンテンツばかりの求人サイトやランキングサイト、リンク集、お客様の声、お客様アンケートなどのページは再検索をしないと見れないようになっているようです。
危険な有料サービス
インデックス登録を早めると書いてあっても、絶対使ってはいけない危険なサービスがあります。
GoogleはWebページの有用性、品質を評価して公平にインデックスをすると言っていますが、その意志に真っ向から逆らうサービスがありますのでご注意ください。
★実際には、過去にSEO業者が行っていた質の低い被リンクビジネスを応用して、インデックスを早めているだけのため、インデックスが早まったとしても、後日インデックス削除や重いペナルティを科せられる可能性が高いです。
インデックスを早める方法・インデックスしてもらう方法
Webページの品質を改善することがインデックスを早める、インデックスをしてもらうための唯一の方法です。
手動による対策を解決して再審査をリクエストする
Googleのスタッフが手動でWebページにペナルティーを与えている場合は、その問題を解決しましょう。
法的な問題のある箇所を削除、または修正してURL検査をする
以下の内容には注意して、ページの作成を行なってください。
1.差別、誹謗中傷、攻撃的内容
2.著作権侵害
トレンドアフィリエイターは要注意!
著作権を侵害した場合、被害者がGoogleに通報するとそのページがGoogle検索で表示されなくなるだけでなく、Lumenという海外のサイトで晒し者にされます。
3.薬機法、医療広告ガイドライン
「このサプリメントを飲むとガンが治る」「この食品を食べると老化を防止できる」「この化粧品を使うと美白ができる」などは要注意
4.詐欺、誇大広告的表現
5.犯罪の助長
6.公序良俗に反する表現
7.政府や国連、権威性が高い教育機関・研究機関の公式見解に反する情報
重複コンテンツを減らす・なくしてからURL検査をする
・サイト内にある他のWebページのコンテンツとの重複をなくす
・1つのWebページ内に同一、または類似した文章、フレーズが複数回繰り返されているページはクロールをブロックする
サーチコンソールの「ページのインデックス登録」を見ると「ページがインデックスに登録されなかった理由」を見ることが出来ます。
そこにある「クロール済み – インデックス未登録」を見るとクロールはされたがインデックスをしてもらえなかったWebページの一覧が見れます。
インデックスされなかったページの特徴
・掲載されている外部サイトのURLのほとんどがリンク切れ
・情報が古すぎて現在のユーザーには全く役に立たない内容
このように、Googleは内容的に古くて現在のユーザーにとって有益ではないと判断したページをインデックス削除しているようです。
古い内容のページは新しい内容にアップデート
古い内容のページは文字、画像、動画コンテンツなどを新しい内容のものにアップデートし、アンチエイジングをした後URL検査を行いましょう。
オリジナル画像を多く使用する
素材集の画像の使用頻度を下げ、オリジナルの画像を使い、独自性が高いコンテンツになるようにしましょう。
素材集の画像は他のサイトでも使用されているため、独自性が低いコンテンツとみなされる可能性があります。
リンク切れをなくす
リンク切れが多いということは、ユーザーに良くない体験をさせていることになるので、Googleはインデックスしたがりません。
リンク切れをなくした上でURL検査を行いましょう。
信頼性の低いページへのリンクを削除する
法的、倫理的に問題のあるサイトや、ユーザーにとって無益なサイトへのリンクが多数あるページをGoogleはインデックスしたがりません。
リンク先のサイトも有益なものか判断し、リンクを張るようにしましょう。
早くインデックスされるページを作るには?
独自性が高く、ユーザーにとって有益なコンテンツがあるページを作ることがとても重要になります。
・独自の体験に基づいたコンテンツがあるページを作る
・Web上で未だ他者が取り上げていないコンテンツがあるページを作る