SEO用語集

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ドメイン貸し

検索順位が高いHPの企業に報酬を払って、その下層に他社がHPを作ることをドメイン貸しといいます。

(例)
順位が高いHP:https://○○.com

↓この下層にメディアサイトを作る
URL例:https://○○.com/media/

※メディアサイトというのは、記事サイトのことです。

ドメインを借りた業者のメリット
・新規で作ったHPの順位を簡単に上げることができる
・検索上位に表示されるようになったアフィリエイトHP等で報酬を稼ぐ

なぜドメイン等を貸してほしいと言ってくるの?

なぜ、ドメインやサブディレクトリを借りたいと言うのか?
それは、検索順位が高いドメインのパワーを利用したいからです。

悪徳業者は、検索順位が高いHPのパワーを借りて、メディアサイトを簡単に上位表示しようとします。
できるだけ労力をかけず、強いHPに寄生して利益を得るのが目的です。

ドメインを貸した側にも多少の報酬が入るかもしれませんが、小銭稼ぎどころではない損害になる可能性があるため、そういった営業は断ることをおすすめします。

ドメイン貸しは拒否しましょう

「ドメイン貸し」「サブディレクトリ貸し」は、コアアップデート等の影響で「本体サイト」の検索トラフィックが激減したり検索順位が下がるなど、ハイリスク・ローリターンなだけではなく、多くのサイトに迷惑をかける悪質な行為です。

ウェブサイト運営やSEOに詳しくない企業や地方の方に、この手の営業が広がっていることを大きな問題と考えています。
手法自体は、現時点ではガイドラインに明らかに違反しているわけではないですが、グーグルはおすすめしていませんし、対応できるようにシステムを改善するとアナウンスしています。

★2023年9月のヘルプフルコンテンツ アップデートの際に、ドメイン貸しは今後厳しく対応していく旨のコメントをGoogleが発表しています。
長い目で見ると、早めにドメイン貸しは辞めることをおすすめします。