AMP
Accelerated Mobile Pages(アクセラレイティッド モバイルページ)の略語。
GoogleとFacebookなどのソーシャルメディア運営企業、大手メディア企業の連合体が提唱するオープンソースプロジェクトのこと。
AMPを一言でいうと、現在のウェブ技術を使って限界までスマートフォン対応サイトの表示速度を早くするプロジェクトです。
国内でも大手メディアサイトやニュースサイトがAMPを実装しており、これまでのモバイル対応サイトとは比較にならないほどのページ表示速度を実現しています。
過去には、Googleの検索結果ではAMPページが上位に表示される傾向があると言われており、2021年7月頃までは検索結果にAMPのロゴ(雷マーク)が表示されていました。
Googleは非公式に「AMPを実装しただけで検索順位が上がることはない」と発表していますし、高速表示してユーザーの利便性を上げることが、結果的に検索結果での上位表示にたまたま繋がっていたのかもしれません。
しかし、Googleは新たな基準として「ページエクスペリエンス」を元に検索結果を表示する方針を発表しました。
AMPページを表すマークを撤廃するとともに、Googleの検索結果に表示するWebサイトを選ぶ際、AMPページであるかどうかを問わず、全てのページから選ぶとしています。
AMPであるかどうかより、ユーザーにとって便利なページを優先していく方針を選択したようです。
※2021年6月中旬より段階的に、上記方針を実施していくとのことです。