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アップデート

Google 2025年12月コアアップデートが完了|YMYL・ニュースサイトに大きな影響、2025年最後の大型更新

Googleは、2025年12月11日に2025年3回目(最後)のコアアップデート(December 2025 Core Update)のロールアウトを開始しました。

ロールアウトは12月29日に完了し、期間は約18日間でした。前回の6月コアアップデートから約5ヶ月ぶりの実施となり、年末の繁忙期と重なったことで多くのサイト運営者に影響を与えました。

【2025年12月コアアップデートの概要】

■ 開始日:2025年12月11日
■ 完了日:2025年12月29日(約18日間)
■ 対象:全世界・全言語
■ 種類:広範なコアアップデート(Broad Core Update)
■ 特徴:YMYL領域とニュースサイトに大きな変動。年末商戦の最中にロールアウト

Googleは今回のアップデートについても、これまでと同じ表現を用いています。

Googleの公式コメント
「これは、あらゆる種類のサイトから、検索者にとって関連性が高く満足のいくコンテンツをより適切に提供するために設計された通常のアップデートです」

アップデートの影響|12月14日と20日に大きな変動

今回のアップデートでは、ロールアウト期間中に2つの大きな変動の波が確認されました。

【変動のタイムライン】

■ 第1波:12月13日〜14日頃 … アップデートが実際に「着地」
■ 第2波:12月20日頃 … Glenn Gabe氏が「トレマー(余震)」と呼ぶ追加の大きな変動
■ 12月29日にロールアウト完了

SEMrush Sensorは12月13日と20日に大きなスパイクを記録しており、特に20日の変動では一度上昇したサイトが再び下落したり、逆に初期に下落したサイトが回復し始めたりする複雑な動きが確認されました。

Glenn Gabe氏はこの現象を「トレマー(tremor=余震)」と呼んでおり、Googleがロールアウト中に追加のランキングシステムを調整・更新している可能性を指摘しています。過去にも2024年3月コアアップデートなどで同様の現象が確認されています。

注目ポイント①|YMYL領域への集中的な影響

今回のアップデートで最も顕著だったのは、YMYL(Your Money or Your Life)領域への集中的な影響です。

金融分野が最初に影響を受けた

Glenn Gabe氏の分析によると、アップデートが着地した12月14日の時点で、金融分野のサイトが最初に大きな変動を経験しました。

過去のコアアップデートで影響を受けた3,000以上のサイトを対象にした分析で、金融分野での急上昇・急落の両方が確認されています。

健康・医療分野にも大きな変動

金融分野に続いて、12月19日頃から健康・医療分野でも大きな変動が報告されています。

著名な医療情報サイトを含む大規模なドメインでも可視性の低下が見られ、ブランドの知名度や規模だけでは安定した順位を維持できないことが改めて示されました。

YMYL領域での12月アップデートの特徴
■ 金融分野が最初に大きな影響を受けた(12月14日〜)
■ 健康・医療分野が続いて影響を受けた(12月19日〜)
■ 大手・権威あるサイトであっても順位変動が発生
■ E-E-A-Tの評価がYMYL以外の分野にも拡大している兆候あり

一部の分析では、今回のアップデートでE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)の厳格な評価基準が、従来のYMYL領域だけでなくエンターテインメントやテクノロジーなど幅広い分野にも適用され始めている可能性が指摘されています。

注目ポイント②|ニュースサイトへの大きな影響

今回のアップデートでは、大手ニュースサイト(ニュースパブリッシャー)が大きな影響を受けたことも注目されています。

Glenn Gabe氏は今回のアップデートをニュースサイトにとって「非常に激しいアップデート」と評価しており、以下のような現象が報告されています。

【ニュースサイトへの影響】

■ 複数の大手ニュースパブリッシャーで検索可視性が大幅に低下
■ 通常の検索結果だけでなく、Google DiscoverやTop Storiesからも同時に脱落する「デカップリング」現象が発生
■ ロールアウト完了後(12月29日以降)に一部のニュースサイトで可視性が回復する動きも確認

「デカップリング」とは、検索結果での順位低下とGoogle Discoverからの脱落が同時に起こる現象です。これは、Googleの品質評価システムが検索結果、Discover、AI Overviewsなどすべての検索面に統合的に影響を与えていることを示しています。

注目ポイント③|6ヶ月間の蓄積データによる大規模な再評価

今回のコアアップデートが大きな影響を持った背景として、前回のコアアップデート(6月)から約5ヶ月間の空白期間があったことが指摘されています。

Glenn Gabe氏によると、コアアップデートの間隔が長くなると、Googleは行動データ・品質データ・信頼性データを大量に蓄積した上で一度にシステムを更新するため、変動幅が大きくなる傾向があるとのことです。

また、2025年秋(10月〜11月)にかけて、Googleは未発表の「小規模なコアアップデート」を複数回実施していたことも確認されています。Googleは2025年6月にドキュメントを更新し、「発表されない小規模なコアアップデートが随時行われている」ことを明記しています。

小規模コアアップデートについてのGoogleの説明
「大規模なコアアップデートを待たなくても、改善の効果が反映されることがあります。私たちは小規模なコアアップデートを継続的に行っていますが、これらは広く影響を及ぼすものではないため発表はしていません」

この情報は重要です。サイトの改善を行った場合、次の大規模なコアアップデートを待たなくても、徐々に効果が反映される可能性があるということを意味しています。

注目ポイント④|AI Overviews・AI Modeへの影響

6月コアアップデートと同様に、今回もコアアップデートの影響がAI OverviewsおよびAI Modeの検索結果にも波及したことが確認されています。

Glenn Gabe氏の分析では、通常の検索結果で順位が変動したサイトは、AI OverviewsやAI Modeでの引用・表示にも同様の変動が見られたと報告されています。

Googleの品質評価システムがすべての検索面に統合的に適用されるトレンドは、6月アップデートから引き続き強まっています。

2025年コアアップデート総まとめ

2025年はGoogleから3回のコアアップデート1回のスパムアップデートがリリースされました。

【2025年のGoogleアルゴリズムアップデート一覧】

① 3月コアアップデート(3/13〜3/27・14日間)
比較的穏やかだが、影響を受けたサイトには大きな変動

② 6月コアアップデート(6/30〜7/17・16日間)
2025年最大級の変動。HCU被害サイトの一部回復を確認

③ 8月スパムアップデート(8/26〜9/22・27日間)
SpamBrainの改善。全体的な影響は限定的

④ 12月コアアップデート(12/11〜12/29・18日間)
YMYL・ニュースサイトに集中的な影響。年内最後の大型更新

まとめと対策

この記事のポイント
■ 2025年12月11日〜29日の約18日間でロールアウトが完了
■ 12月14日と20日の2回にわたって大きな変動の波が発生
■ YMYL領域(金融→健康・医療の順)に集中的な影響
■ 大手ニュースサイトでの可視性低下とDiscover脱落の「デカップリング」が発生
■ AI OverviewsやAI Modeの結果にも影響が波及
■ Googleは小規模なコアアップデートを随時実施していることを公式に明記
■ サイト改善の効果は次の大規模アップデートを待たずに反映される可能性あり

2025年を通じたコアアップデートの傾向として、以下の3つのポイントが重要です。

【2025年のコアアップデートから学ぶべきこと】

① E-E-A-Tの評価範囲が拡大している
従来はYMYL領域が中心でしたが、すべてのジャンルでE-E-A-Tの重要性が高まっています。著者情報の明記、専門性の証明、一次情報の提供を徹底しましょう。

② 品質評価はすべての検索面に統合的に影響する
通常の検索結果だけでなく、AI Overviews、AI Mode、Google Discoverにも品質評価が反映されます。SEO戦略はこれらすべてを視野に入れて設計する必要があります。

③ 継続的な改善が重要
Googleは小規模なコアアップデートを随時行っています。大規模アップデートの前後だけでなく、常にサイトの品質向上に取り組み続けることが、安定した検索パフォーマンスにつながります。

2026年も引き続きコアアップデートが実施される見込みです。日頃からユーザーにとって価値のあるコンテンツを作り、サイト全体の品質向上を目指していきましょう。