VSO(音声検索 最適化)とは?
音声検索とは?
音声検索とは、スマホやスマートスピーカー(Alexa等)に、話しかけることによって欲しい情報を得ることができる検索システムのことです。
代表例としては、iPhoneの「Siri」ではないでしょうか。
iPhoneに「Hey Siri」と言った後に調べたい言葉を言うと、質問に対する検索結果をスマホが返してくれます。
このように音声を使っての検索システムが音声検索と言われています。
音声検索最適化(VSO)とは?
デジタル機器に音声を使って情報を検索する音声検索ですが、その検索システムを最適化することを「音声検索最適化(VSO)」と呼ばれています。
※VSO = Voice Search Optimizationの略
SEOが「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」なので、音声検索での最適化を目指すのがVSOです!
VSO対策のポイントですが、SEO対策をきちんと行っていれば最適化されることが多いです。
具体的には、Webサイトの内部施策や外部施策、コンテンツ制作等を頑張ることですが、SEO対策がしっかり行われているウェブサイトは、音声検索でも評価が高くなる傾向があります。
通常検索のSEOをすれば、音声検索のSEO対策にもなるということです!
音声検索に採用されやすいサイトの傾向
VSO対策は、SEO対策をしっかり行っていればいいと説明しましたが、特にページの読み込み速度が音声検索アルゴリズムにおいては重要な要素になります。
音声検索に採用されやすいサイトの傾向は、下記が多いようです。
- VSOに採用されやすいサイトの傾向
- ・ページ表示速度がVSOに大きく影響しているようである。
・音声検索で表示されるサイトは、主にSSL化(https化)されたサイト。
・権威性(オーソリティー)が高いサイトが採用されやすい。
・音声検索クエリの回答には、簡潔なものが選ばれやすい。
・SNSで人気のコンテンツが採用されやすい。
・PC検索で上位表示されてるコンテンツが採用されやすい。
音声検索のSEO対策(VSO対策)
音声検索(VSO)対策は、特にページの読み込み速度の改善が重要になります!
音声検索のアルゴリズムは、通常検索のアルゴリズムの傾向と似ており、さらにページ表示速度がVSOに大きな影響を与えています。
最近のSEO評価に大きな影響を与えているCore Web Vitals(コア ウェブ バイタル)の中でも、LCP(Largest Contentful Paint)の改善に注力するのが、ページ速度改善では重要になってきます。
LCPとは「最大コンテンツの描画」の意味で、ユーザーの認識としてのページ表示速度を測る指標というわかりにくい指標ですが。。。
簡単に言うと、そのサイトを見たユーザーがいかに早くページを見ることが出来るかということです。
ブラウザの表示範囲内で、最も大きなコンテンツ(画像・動画の初期表示画像・背景画像・テキストなど、そのページでメインとなるコンテンツ)が表示されるまでの時間を表す指標がLCPです。
LCPの改善は、SEO対策でも重要な対策になりますが、「ページの読み込み速度」の改善に注力することは、音声検索のSEO対策にも繋がっています。