検索意図に即したコンテンツ作成
SEO施策では「質が高いコンテンツ制作」が重要であると言われていますが、どうすればGoogleに「質が高い」と評価してもらえるの?という質問をよく頂きます。
質を高める条件ですが、「ユーザーの検索意図を把握して、それに応えるコンテンツ」であることが、ウェブサイトやページを制作する際の基本の考え方になります。
検索意図とは?
検索意図が簡単に言うと「検索ユーザーの目的 = 探している情報」です。
Googleは検索された際、検索意図に沿ったWebページを探して、ユーザーの意図に最も即したページを上位表示させようとしています。
検索意図に沿ったWebページは、
① サイト滞在時間が長い
② 平均ページビューが多い
③ 直帰率が低い
と判断して、検索順位を引き上げるようにしています。
そのため、狙ったキーワードで上位表示したい場合は、ユーザーの検索意図に沿ったページを作ることが重要になってきます。
検索意図に沿ったページの作り方
まずは、自分が上位表示させたいキーワードとユーザーの検索意図が合致しているかを調べる必要があります。
ユーザーがよく検索しているキーワードの1番簡単な調べ方は、Googleの検索窓に文字を入力すると表示される候補キーワードが参考になります。
※候補キーワードの通称は「サジェストキーワード」。正式名称は「オートコンプリート」
この候補キーワードは、ユーザーが検索する頻度などに応じて表示されています。
これを分析することで、ユーザーのニーズを知ることができます。
もっと詳しく調べたい場合は、無料で使える下記などが便利です!
■Googleキーワードプランナー
月間の推定検索数・SEO難易度も教えてくれます。
■UberSuggest(無料版と有料版があります)
サジェストに関する検索ボリュームやSEO難易度もチェック出来ます。
キーワードプランナーは曖昧な数字の表示ですが、こちらは実数が表示されるのが魅力です。
狙うべきキーワードが決まったら、次に大切なのが制作するページ内容です!
1ページで複数のキーワードを狙うのではなく、
「1検索意図 = 1コンテンツ」での制作が基本テクニックです!
なぜ、1検索意図 = 1コンテンツなの?
欲張って複数のキーワードをテーマにしてページを制作すると、そのページで1番伝えたいことがボヤけてしまい、検索エンジンが「このページは何が言いたいの?」と判断してしまうからです。
そうなると、ユーザーの検索意図と、せっかく作った検索意図の結びつきが弱くなり、上位表示させることは困難になります。
せっかくの努力が無駄にならないように、たくさん書きたいことがある場合は、たくさんページを作っちゃえばいいんです!
SEO対策では、1ページだけが主役になるわけではありません。
全ページが主役になれるんです。
ページB:「肩こり 緩和」で検索して1位に!
といった感じで、人間でもそうですが1人で全部1位になるのではなく、1位になれる人(ページ)がたくさんいれば、強いチーム(ウェブサイト)になれます。
ユーザーの検索意図で1位になれるページをたくさん作ることが出来れば、閲覧数や問い合わせがどんどん増えてきますので、「1検索意図 = 1コンテンツ」の制作を心掛けてください。